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YAMAHAの電動自転車、PAS CITY-X。
見た目がスタイリッシュで、オシャレですよねえ。
今回は、PAS CITY-Xに実際に乗ってみた感想や特徴について解説します。
目次
電動自転車の弱点を克服している
あなたは電動自転車の弱点をご存知でしょうか?
電動自転車の弱点は「車体の重さ」。
乗っているときは良いんです。
モーターが補助してくれるから楽に乗れます。
でも電源を切っているときや、手で押すときは車体が重いと扱いづらいです。
重い電動自転車なら30kg超えてしまいますから、なかなか大変です。
その点、PAS CITY-Xは普通のバッテリーなしのママチャリとほぼ同じ重さ(21kg)しかありません。
乗っているときも、降りているときも楽に扱えるかどうか。
あまり重視しない人が多いですが、私は大事な要素だと思っています。
小さいのに速い理由
「小さい自転車=遅い」と思われがちですが、そうではありません。
スピードを決める大事な要素は、ペダル1回転でどれだけ進むか(ギア比)。
タイヤが小さくても、進む距離が長ければ速く走れます。
ちなみに、PAS CITY-Xは3速のとき5.7m進みます。
これは、ほぼ26インチの自転車とほぼ同じ。
例えば26インチのPAS Withなら5.6mなので、PAS CITY-Xのほうが上回っています。
PAS CITY-Xは車体自体が軽いから、加速も良いです。
その辺の大きな自転車には負けないぐらいの走行性能はあります。
30分だけの充電でも結構走れる
PAS CITY-Xの軽さは、バッテリーとの関係でも大きな影響があります。
最近の電動自転車はバッテリー性能の差は小さいです。
だからこそ、車体重量で走れる距離に大きな差ができます。
PAS CITY-Xは30分充電するだけでも結構走れますよ。
私が実験したときには、30分しか充電してないのにエコモードで15km以上走れました。
スペック上は、満タンまで充電すればエコモードで90km走れます。
PAS Withならエコモードでも76kmが限界。
やっぱり車体が軽いと、走れる距離が全然違いますね。
ストレートハンドル&スポーティなサドルが良い
PAS CITY-Xのハンドルは、このようなストレートハンドルです。
スピードを出すときは、やっぱりこのハンドルのほうが乗りやすいと思います。
PAS CITY-Xはどちらかと言えばスポーティなタイプの自転車。
サドルもクロスバイクのものに近い形をしています。
あなたは普段、どんな風に自転車に乗っていますか?
一生懸命にペダルをこいで加速することが多い人は、こういうタイプの自転車のほうが合うと思います。
特に長時間乗ることが多いなら、サドルはスポーツ仕様のほうが楽ですよ。
お尻の負担が全然違います
ツヤ消しカラーがオシャレ過ぎ
PAS CITY-Xは見た目も長所だと思います。
特にカラーリングが一味違って、オシャレですよ。
例えばマットグラファイト(つや消しブラック)。
実際に見てみると、写真以上に高級感があって上品な感じです。
定番の白も、クリスタルホワイトというだけあって透明感があって綺麗な色をしています。
安物のママチャリの白と比べたら、違いが一瞬でわかるぐらいです。
私はボルドーが一番好きかな。
適応身長は高めなので注意
PAS CITY-Xは20インチの自転車ですが、適応身長は151センチ以上になっています。
小さめ自転車のわりには、適応身長が高めです。
PAS CITY-Xは走行性能を高めるために、ある程度は前傾姿勢で乗ることを想定した設計になっています。
サドルの位置が高めなのです。
身長が140センチ台の人は、足が届かないかもしれません。
身長が低い人は、PAS CITY-Cのほうが乗りやすいと思います。
スポーティに乗りたい人向け
いかがでしょうか。
PAS CITY-Xはスポーティに乗りたい人向けの設計になっています。
小回りもきくから、思いっきり風を切って走りたい人には合いますよ。
PAS CITY-Xは結構頑丈なので、ある程度長距離を走ってもOK。
通勤や通学用の自転車としても優秀です。