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サイクルベースあさひの人気シリーズ、カーグ。
今回はカーググランドとカーグアクティブの違いに注目していきます。
バスケットの違いは分かりやすいですが、バスケット以外、実際の乗り心地の違いなどが気になりますね。口コミだけでは分からない部分も含めて、細かく比較してみました。
目次バスケットの違いについて
カーググランド | カーグアクティブ |
---|---|
拡張できるスライドバケット | 縦長の大容量バスケット |
容量16L→26L | 容量21L |
まずはバスケットの比較から。
カーググランドは横長のバスケット、拡張機能付きというのが便利ですね。
最小の状態ではカーググランドのほうが容量が小さいですが、拡張すると26Lになります。
ただし、横に拡張するので狭い駐輪場で荷物を出し入れするのは少し窮屈かも。まあ、ハンドルの横幅を超えるわけではないから、周りに迷惑をかけるほどではないですよ。
カーグアクティブは縦に長いバスケットというのが珍しいですね。
横幅がスリムな分、狭い駐輪場ではかなり便利です。
容量をとるか、スリムさをとるか。生活圏内の駐輪場の環境や、普段の買い物の量によって優先順位をつけましょう。
バスケット以外の違いまとめ
カーググランド | カーグアクティブ |
---|---|
低床フレーム(アルミ) | ハシゴ型フレーム(スチール) |
ハイガードチェーン | 一般的なチェーン |
金属製ブレーキレバー | 樹脂製ブレーキレバー |
1.75幅のセミスリックタイヤ | 1/2サイズの太めのタイヤ |
常時点灯LEDライト | 常時点灯LEDライト(広角HD) |
内装3段変速 | 外装6段変速 |
スーパーワイドスタンド | オートロック付き軽々両立スタンド |
後キャリア取付のリング錠 | 後リング錠 |
価格差の理由
前回、カーググランドとカーグリラックスを比較した時にも感じたことですが、カーググランドは値段が少し高い分、パーツの質がよいですね。
例えばフレームの素材。
カーググランドは軽くてサビに強いアルミフレームを採用しています。カーグアクティブはスチールフレームです。
チェーンも、カーググランドはサビに強いハイガードチェーン。こういう素材の違いは、長く乗れば乗るほど差が出てきます。
面白いのが、ブレーキを操作するブレーキレバーの素材も違うこと。樹脂製のブレーキレバーが主流ですが、カーググランドは金属製のブレーキレバーを使っています。
性能に直結する部分とは言えませんが、こういうパーツの違いが価格差に表れているようです。
フレーム形状の違い
フレームの素材だけでなく、形状の違いにも注目してみましょう。
カーググランドは、いわゆる低床フレームというヤツですね。
カーググランドの場合はトップチューブがかなり低く設計されているから、足をあまり上げずに楽に乗り降りできます。
一方のカーグアクティブは、ハシゴ型フレーム。
カーググランドよりも少し足を上げる必要はありますが、低床化もされています。
何よりハシゴ型フレームは、剛性が高いフレーム。
変形しにくく、ペダルを漕いだときのエネルギーが無駄に逃げにくいから、スムーズに加速できます。
また、前輪と後輪の距離を長めにとっているので、安定感もアップしています。
タイヤの違いも見逃せない
自転車の走り心地を左右するモノといえば、タイヤも見逃せないポイントです。
カーググランドのほうは、中央部分は平らだけど、両端にはしっかりとした凹凸があるセミスリックタイヤ。
直線では路面抵抗が少なく、曲がる際にはグリップ力を発揮できるタイヤですね。軽快な走行感を楽しめます。また、ちょっと太めのタイヤなので、クッション性や安定感も高いです。
一方のカーグアクティブはというと、一般的なタイヤより太めの1/2サイズのタイヤを装備しています。グリップ力は一般的なママチャリと同じですが、タイヤが太い分、衝撃を軽減してくれるし、安定感もあります。
内装3段変速と外装6段変速
変速機の違いも確認しておきましょう。
カーググランドは変速なしと、内装3段変速モデルがラインナップ。一方のカーグアクティブは、外装6段変速です。
3段と6段という部分だけを見ると、多いほうがいいように感じますね。
でも、内装3段変速には大きな長所があります。
内装3段変速はチェーントラブルが少ないのです。
停車中に変速してもOK、走行中ももちろんOK。
チェーン外れの心配をせず、気軽に使えるのがいいですね。
外装6段変速は、細やかな変速ができるという点では優秀。どちらを優先するかは、乗り方次第です。
スタンドはロック機能に違いあり
カーグシリーズは買い物を快適にするための自転車。買い物を快適にというなら、スタンドの使い勝手も注目も忘れてはなりません。
まず、カーググランドの場合はスーパーワイドスタンド。幅広の両足スタンドで、安定感もばっちりです。テコの原理で楽にスタンドを立てられるので、荷物が重くても大丈夫。
カーグアクティブは、L字型の両立スタンド。カーググランドほど幅広タイプではないですが、こちらのスタンドもテコの原理で楽にスタンドを立てられます。
そして、オートロック付き。なかなかロックがかからなくて、イライラすることもなくなりますね。
ブレーキレバーの素材って大事なんだ
ちょっとマニアックなポイントも見ていきましょう。
実はカーググランドとカーグリラックスでは、ブレーキレバーの素材が違います。
カーググランドの場合は、金属製のブレーキレバーを採用。ブレーキをかけるとカッチリ感があって、気持ちよく減速できるんですよ。
一方のカーグリラックスは、普通の樹脂製。金属製のブレーキレバーのような気持ちよさはないですが、ごく一般的なブレーキレバーなので初めから違和感なく使用できます。
走行性能に直結する違いではありませんが、快適さにこだわりたいならチェックしておくべきポイントです。
後リング錠の位置が違う
自転車を使う上で、盗難防止は必須。どちらも後リング錠が標準で付いているのですが、位置が違うことに気づきました。
カーググランドのほうは、リアキャリア後方にリング錠が付いています。一方のカーグアクティブは、一般的な位置というか、リアキャリアの前方に近いところに付いていました。
これは正直、カーググランドのリアキャリア後方のほうが便利ですね。自転車の真後ろからリング錠の開閉ができるから、とても楽です。
狭い駐輪場で、両サイドに自転車があってもスムーズに鍵を使えます。
ちょっとした違いですが、これはなかなかこだわっているなと感じました。
パーツの品質か細やかな変速か
カーググランドとカーグアクティブを比較すると、値段の分、カーググランドのほうがひとつひとつのパーツの品質は高いです。
でも、カーグアクティブは走行中の安定感はかなりのモノだし、フロントバスケットの形状を工夫されていて、こちらも使いやすいです。
何を優先するかは、自転車を何年先まで乗りたいかで変わるのではないでしょうか。
ちなみに、カーググランドもカーグアクティブも、楽天で買うとすごくポイントが付いてお得です。一度チェックしてみてくださいね。