自転車カーググランドとカーグリラックスの違いは?口コミで分からない部分を比較してみた

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サイクルベースあさひの人気シリーズ、カーグ。

前回はカーグバケットとカーグスマートの違いに注目しましたが、今回はカーググランドとカーグリラックスの違いに注目していきます。

どちらもパッと見た感じ、とてもよく似た自転車です。分かりやすい違いはバスケットで、カーググランドはスライドバスケット、カーグリラックスは深い大容量バスケットを搭載しています。

では、バスケット以外の違いはどうなのか?細かく比較してみました。

バスケット以外の違い

カーググランドカーグリラックス
アルミフレームスチールフレーム
太いセミスリックタイヤ一般的な1-3/8幅のタイヤ
後子供乗せ対応
(クラス27対応キャリア)
後子供乗せできない
(クラス18リアキャリア)
常時点灯LEDライトLEDダイナモライト
(リモコンレバー付)
ハンドルロックありハンドルロックなし
金属製ブレーキレバー樹脂製ブレーキレバー
スーパーワイドスタンドL字型スタンド
ハイガードチェーン普通のチェーン
上半分を覆うチェーンケースフルカバータイプのチェーンケース

まず比較してみて感じたのは、カーググランドのほうが1万5千円ぐらい値段が高い分、装備が充実しているという点です。

思ったよりもたくさん違いが出てきたので、ひとつひとつ掘り下げてみます。

フレームの素材が違う

自転車カーググランドとカーグリラックスの違いは?スペックを比較してみた

まず大きな違いとして注目したいのが、フレームの素材です。

カーググランドは錆びに強いアルミフレーム。一方のカーグリラックスはスチールを採用しています。

アルミフレームといえば軽いというイメージがありますが、車体重量を比較するとほとんど差がありませんでした。

カーググランド:約20.0kg(変速なしモデル)

カーグリラックス:約19.4kg(変速なしモデル)

カーググランドは、カーグリラックスにはない装備がいくつもしてある分、車体重量が増していると考えられます。

ちなみに、20kgというのはママチャリの平均的な重さぐらい。

軽いは言えませんが、重いわけでもありません。実際に乗ってみても、違和感はありませんでした。

タイヤの違いは走りに出る

自転車カーググランドとカーグリラックスの違いは?口コミで分からない部分を比較してみた

自転車の走り心地に大きく影響するのが、タイヤです。タイヤについては、両者でかなりの違いがありました。

カーググランドのほうは、セミスリックタイヤを搭載。

セミスリックタイヤというのは、中央部分は平らだけど、両端にはしっかりとした凹凸があるタイヤのことです。

この独特な形状のメリットは、直線では路面抵抗を減らして軽い走行感を実現しつつ、曲がる際などには両端の凹凸によって高いグリップ力を発揮できる点にあります。

さらに、カーググランドの場合は1.75幅という太めのタイヤを使っています。太いタイヤは地面からの衝撃を軽減できるので、快適に走れるという特徴があります。

なかなかいいタイヤを装備していますよね。

一方のカーグリラックスはというと、一般的な1-3/8幅のタイヤです。ママチャリでよく見かけるタイヤですね。飛び抜けた性能はありませんが、街なかで普通に走る分には問題ないでしょう。

子供乗せ対応は子供がいない人も要チェック

自転車カーググランドとカーグリラックスの違いは?口コミで分からない部分を比較してみた

カーググランドとカーグリラックスの大きな違いとして、子供乗せ対応かそうでないかというのも見逃せないポイントです。

カーググランドはチャイルドシートを取り付けられますが、カーグリラックスは取り付け不可ですので注意してください。

これ、子供がいない人にも無関係ではありませんよ。

荷物の重さにどれだけ耐えられるかという目安にもなります。

ちなみに、リアキャリアの許容積載質量はカーググランドが27Kg、カーグリラックスが18kgです。

LEDライトの違いは意外と影響あり

LEDライトの仕様も違ったので、確認しておきましょう。

カーググランドのほうは、常時点灯オートライト。常時点灯が最近のトレンドですね、車のドライバーから見ると、常時点灯タイプのほうが見つけやすいですから、少しでも安全性を高めるなら常時点灯タイプということなのでしょう。

一方、カーグリラックスのほうはLEDダイナモライト。

ダイナモライトというと昔ながらのライトですが、ペダルは昔ほど重くならない気がしました。

リモコンレバー付きなので、直接ライトを触らなくてもオン・オフを切り替えられるのが便利ですね。

ハンドルロックは買い物を楽にする

買い物をする際の移動手段として自転車に乗る場合は、荷物の載せやすさというのも大事なポイント。ハンドルがぐらつくと、荷物が載せにくくて地味に辛いんですよね。

カーググランドの場合は、ハンドルロックが付いています。きっちりとハンドルを固定できるから、重い買い物袋を載せるもスムーズです。

残念ながら、カーグリラックスにはハンドルロックがありません。

スタンドは安定感が命

自転車カーググランドとカーグリラックスの違いは

荷物の載せやすさに注目するなら、スタンドも忘れてはなりません。片足スタンドだと、どうしても安定感がありませんからねえ。

まず、カーググランドの場合はスーパーワイドスタンド。幅広の両足スタンドで、安定感もばっちりです。

カーグリラックスは、L字型スタンド。カーググランドほどではないですが、こちらのスタンドも安定感が結構あります。買い物しやすさを重視しているだけあって、スタンドは安定感の高いのものを採用していました。

ブレーキレバーの素材って大事なんだ

ちょっとマニアックなポイントも見ていきましょう。

実はカーググランドとカーグリラックスでは、ブレーキレバーの素材が違います。

カーググランドの場合は、金属製のブレーキレバーを採用。ブレーキをかけるとカッチリ感があって、気持ちよく減速できるんですよ。

一方のカーグリラックスは、普通の樹脂製。金属製のブレーキレバーのような気持ちよさはないですが、ごく一般的なブレーキレバーなので初めから違和感なく使用できます。

走行性能に直結する違いではありませんが、快適さにこだわりたいならチェックしておくべきポイントです。

チェーンの質は寿命に直結

自転車カーググランドとカーグリラックスの違いは

自転車の故障といえば、チェーントラブルかパンクです。

特にチェーントラブルは避けたいですよね。

カーググランドは、ハイガードチェーンを採用。ハイガードチェーンは錆びに強いチェーンなので、長く乗っていても足回りは良好な状態を保てます。

カーグリラックスのほうは、普通のチェーンでした。長く乗るなら最低限のメンテナンスはしておきたいところです。

自転車を購入するにあたってチェーンを気にすることは少ないですが、チェーンの質は寿命に直結するので、把握しておくのがおすすめです。

ちなみに、チェーンケースも違います。

カーググランドはチェーンの上半分を覆うケースを採用しています。ワイドパンツを履いていると、たまに裾が汚れるかもしれません。

一方のカーグリラックスは、下半分もしっかりとカバー。ワイドパンツやロングスカートを履いても、油で汚れることはほぼないでしょう。

乗り心地にどこまでこだわるか

カーググランドとカーグリラックスを比較すると、どうしても装備が充実しているカーググランドのほうをおすすめしたくなります。

でも、値段が1万5千円前後違うというは考慮しないといけません。

カーグリラックスはかなり機能を絞っている印象ですが、その辺の安物の自転車と比べると品質はしっかりとしていますよ。

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