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パナソニックのビビ・SXとヤマハのPAS Cheer。どちらも比較的安めで人気の電動アシスト自転車ですが、何が違うのか?
どちらを購入するか迷っている方に向けて、2020年7月現在の違いをまとめたので参考にしてみてください。
目次
バッテリー容量・充電時間が違う
一番分かりやすい違いはバッテリー容量の差です。
表にまとめてみました。
容量 | 走行距離 | |
ビビ・SX | 8.0Ah | 35km (オートマチックモード) |
PAS Cheer | 9.3Ah | 37km (標準モード) |
こちらを見ると分かるように、PAS Cheerのほうが少しだけ容量や走行距離が大きいですね。
さらに、フル充電するのにかかる時間には大きな差があります。
ビビ・SX:約4.5時間
PAS Cheer:約2.5時間
充電時間を比べると、2時間も差がありますね。
これをどう判断するかがポイントです。
こまめに充電する習慣がある人なら、この差は全く気にならないでしょう。
でも、ちょくちょく充電を忘れがちな人は、充電時間は短いほうが便利です。
重さが違う
電動アシスト自転車でも、車体の重さは大事なポイント。
電源OFFで走ったり、駐輪場内で手押しする際に大きな違いが出るので、詳しくチェックしてみましょう。
ビビ・SX | 25.5kg(24インチ) 26.2kg(26インチ) |
PAS Cheer | 23.5kg(24インチ) 24kg(26インチ) |
PAS Cheerのほうが、ビビ・SXよりも2kgくらい軽いですね。
PAS Cheerはアルミフレームを採用している分、ビビ・SXよりも軽くなっています。
2kgぐらい大した違いではない?
いやいや、2リットルのペットボトル1本分の差があると考えると、結構な違いです。
・自宅の駐輪スペースに停める
・駅前の駐輪場内で手押しする
・駐輪場の車輪止めから出す
このような、乗車する前のちょっとした動作をするとき、重さの違いをはっきりと感じます。
具体的にイメージしてみると、手押しする場面って結構ありませんか?
家の周囲や、駅・お店の駐輪場の状況をよく思い出してみましょう。
適応身長が違う
ビビ・SXとPAS Cheerは、どちらも26インチと24インチモデルがありますが、適応身長が少し違います。
ビビ・SX | 138cm以上(24インチ) 141cm以上(26インチ) |
PAS Cheer | 141cm以上(24インチ) 144cm以上(26インチ) |
3cmずつ差がありますね。
身長が低めの方や子どもを含む家族で共有したい場合には、適応身長の差も考慮しておく必要があります。
サドルの形状や感触が違う
自転車の乗り心地を大きく左右するパーツと言えばサドルです。
どちらも座りやすいサドルなのですが、タイプが違うので比較してみましょう。
ビビ・SX:テールアップサドル
PAS Cheer:平らなふっかふかサドル
ビビ・SXのテールアップサドルとは、その名のとおり後ろ側がクイッと上がっているサドルです。
お尻を包み込むように支えつつ、中央部への圧力を軽減するのが特徴。
お尻が痛くなりにくいよう配慮されているので、長時間乗ることが多い人に向いています。
一方のPAS Cheerのサドルは、低反発素材が特徴。
形は平べったいですが、意外と衝撃が伝わりにくくて座り心地も良好です。
ドレスガードの形状が違う
服の巻き込みを防止するドレスガード。
どちらの自転車にも付いているのですが、形状に違いがありました。
ビビ・SX:ネット状で、見た目おしゃれ
PAS Cheer:半透明で、穴の少ないタイプ
見た目重視で選ぶならネット状のドレスガードでしょうか。
ただ、本来の巻き込み防止という点で言えばPAS Cheerのようなタイプのほうが安心感がありますね。
ドレスガードはコートやロングスカートの巻き込みを防ぐだけじゃありません。
後ろに子どもを乗せた際には、子どもの足の巻き込み防止にもなります。
男性にも関係ありますよ。
例えば後ろキャリアにリュックを乗せる際には、ウエストベルトなどの巻き込みを予防できます。
地味なポイントですが、一度チェックしてみてください。
色の雰囲気が少し違う
ビビ・SXとPAS Cheerのカラーバリエーションはシルバー・ブラウン系・レッド・ブルー系と似ていますが、雰囲気が少し違います。
ビビ・SXの色は、どれもやや明るい感じ。
一方のPAS Cheerは、全体的にマットな質感で、大人っぽい雰囲気があります。
これは好みの問題ですが、同じ色でも雰囲気がだいぶ違うのでじっくり吟味してみてください。
どちらを選べばよいのか
今回紹介した自転車のうちどちらを選ぶか迷ったとき、次の2つのポイントで選ぶのがおすすめです。
・サドルの形状
・色調の好み
どちらも性能で言えば、それほど大きな差はありません。
より高性能の自転車が欲しいなら、もう少し高い価格帯の電動アシスト自転車を選んだほうがよいでしょう。
選ぶとすれば、サドルの形状や色の好みです。
どちらも良い自転車なのは間違いないので、じっくり比べてみてくださいね。
なお、最近の自転車は実店舗よりもネットで買うほうがお得になることが多いです。
近所の自転車屋で買う前にネット価格を必ずチェックしてくださいね。