20インチのミニベロ自転車、Michikusa。
オシャレなデザインで、とても魅力的ですよねえ。
でも性能のほうはどうなのか?
口コミ情報などをもとに、乗り心地などを調査しました。
スピードは出せるのか?
ミニベロに乗るとき、最初に気になるのがスピードです。
一言で言うと、普通のママチャリ以上でクロスバイクにはちょっと負けるぐらい。
なぜ小さいMichikusaでスピードが出るのか?
理由はギア比です。
小さい自転車ですが、ペダルをひとこぎした際に進む距離を26インチ自転車と同じぐらいに調整してあります。
だからスピード負けしないのです。
しかも重さはママチャリの半分。
これが大きな要因ですね。
加速が良いし、ぐんぐん進める爽快感が味わえます。
他のミニベロと比べても、なかなかの性能です。
6万円以上するビアンキ ミニベロ7レディと比べても負けていないように思います。
重さもほぼ同じだし、値段はMichikusaの倍。
Michikusaはcymaのプライベートブランドでなければ、倍の値段がついても不思議ではありません。
意外とサドルが柔らかい
Michikusaに実際に乗ってみて、驚いたことがあります。
サドルが思ったより柔らかくて、乗りやすいのです。
写真では固そうに見えますが、意外とお尻に優しいサドルです。
嬉しい誤算ですね。
口コミ情報を見ても、サドルが固い!っていう不満は少ないです。
こういうミニベロで、サドルへの不満が少ないって珍しいのではないでしょうか。
Michikusaは見た目はスポーティですが、基本コンセプトは普段使い。
乗り心地を優先している自転車だと思います。
やっぱり軽さが魅力
Michikusaの車体重量は12.3kgです。
これが一番の魅力でしょうね。
もちろん、他のミニベロでも同じぐらいのものや、もっと軽いものはあります。
でも他の製品なら値段は確実に5万円以上するはずです。
例えば有名メーカーのDAHON。
「Speed FalcoSpeed Falco」というミニベロは8万円で車体重量は12kgです。
重さが性能の全てではないですが、値段が全然違いますよね。
2万円後半~3万円前半の価格帯で、12kg台を実現するのはプライベートブランドしかできないこと。
有名メーカーではありえません。
耐久性は大丈夫なのか
最後に気になるのが耐久性です。
Michikusaは2016年に発売された新しい自転車ですが、今のところ壊れやすいという情報は入ってきません。
今回調査する中で、2年間ほぼ毎日20km走っている人を見つけました。
大きな故障もなく走り続けているところを見ると、耐久性に問題はないようです。
タイヤの質も、低いということはないですね。
特別に高品質というわけではありませんが、普段使いなら数年は乗れる品質はあります。
使用する上で一つだけ注意点を言うなら、スピードの出しすぎです。
Michikusaは普段使い用の自転車であって、レース用ではありません。
スピードを出して急ブレーキを繰り返せば、タイヤに大きな負担がかかります。
その点さえ注意すれば、耐久性は十分。
他の有名ブランドに負けない走りを楽しめるでしょう。