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サイクルベースあさひの人気シリーズ、カーグ。
前回はカーグバケットとカーグリラックスを比較しましたが、今回はカーグバケットとカーググランドに注目してみたいと思います。
どちらもよく似ていますが、違いはバスケットの仕様だけなのか?じっくりと比較してみました。
目次
バスケット以外の違い
カーグバケット | カーググランド |
---|---|
スチールフレーム | アルミフレーム |
24インチ | 26インチ |
変速なしor外装6段変速 | 変速なしor内装3段変速モデル |
まず大きな違いが、フレームの素材。
カーグバケットはスチールフレームですが、カーググランドはアルミフレームを採用しています。そのため、車体重量でいうと1.5kgほど、カーググランドのほうが軽いです。
ただ、実際に乗ってみて軽さの違いを感じるかというと、ほとんど感じません。
カーグバケットは24インチというのが要因でしょう。
タイヤが小さい分、ひとこぎ目の負担が若干少ないので体感的には軽く感じます。
変速ありのモデルなら、カーグバケットは6段階、カーググランドは3段階ですから、なおさら体感的な重さの違いは感じにくくなります。
重さよりも、素材の性質の違いのほうが注目すべきかも。
スチールフレームはメンテナンスしないと錆びるという特徴があります。でも一方で、錆び対策さえしっかりとしていれば10年以上保つのが長所です。
アルミフレームは、軽量で錆びにくい、しかも頑丈なのが長所。ただし、アルミフレームは金属疲労が蓄積しやすいとも言われていて、一般的に寿命は5~10年程度です。
とはいえ、カーググランドはシティサイクルですから、乱暴な乗り方をすることは少ないはず。10年以内に新しい自転車に乗り換える人なら、気にする必要はないでしょう。
適応身長が結構違う
カーグバケットとカーググランドはバスケットの違いや変速機の違いに目が行きがちですが、適応身長も結構違う点には注意が必要です。
カーグバケット:135cm〜
カーググランド:約145cm〜
適応身長の差、身長が145cm以上あるなら関係ないと思うかもしれません。
でも、サドルの高さに影響が出るんですよ。
カーグバケット:72.5〜83.5cm
カーググランド:75~87cm
背が高い人は上限の数字に注目してみてください。
サドルの高さの上限が、3.5cm違う。
この差は大きいですよ、特に身長が180cm以上ある人は、乗り心地に大きな影響が出ます。背が高い人はカーググランドのほうが無難かもしれません。
スピードはカーグバケットのほうが出しやすいかも
スピードも確認してみました。
実際に乗ってみて思うのは、変速ありでも変速なしでもカーグバケットのほうがスピードは出しやすいかなということです。
おそらく、カーグバケットのほうがタイヤが小さい分、低重心。
安定感があるから、スピードも安心して出せます。
外装6段変速モデルの場合、シフトチェンジを細かくできるのもプラス材料。まあ、街なかで走るならカーググランドのように内装3段変速で十分ですけどね。
走破性か買い物での使い勝手か
カーグバケットとカーググランド。
どちらもいい自転車ですが、迷ったら何を重視するかを確認してみてください。
荷物を載せた状態での走りやすさ重視ならカーグバケットがおすすめ。たくさん荷物を載せたいならカーググランドのほうが使いやすいと思います。
なお、今回はあえて触れませんでしたがハンドルの形状にも少し違いがあります。握り心地もこだわりたい方は、ぜひチェックしてみてください。