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グランディーノという自転車。
すごくオシャレなデザインですよねえ。
ところで、cymaの販売ページを見ているとグランディーノtyという似たような自転車があることに気づくと思います。
グランディーノ
グランディーノty
一体どんな違いがあるのか、気になる人のために詳しくお話します。
目次
グランディーノとグランディーノtyの違い
2つの自転車の違いを簡単にまとめると、下記の通りになります。
サドル
ドレスガード
ステンレスハンドル
他にもライトの位置など、細かい違いはありますが今回は省略します。
使い勝手や耐久性に大きな関係があるものに絞ると、この5つ。
どっちが買いなのか?
1つ1つ詳しく解説しますので、それで判断してくださいね。
タイヤの質は結構違う
2つの自転車で決定的に違うのは、タイヤです。
グランディーノ:通常のタイヤ
グランディーノty:耐パンク・耐摩耗タイヤ
グランディーノtyのタイヤは、通常より分厚いチューブを使うなどパンクに強いものです。
一方のグランディーノは通常のタイヤ。
これだけ聞くと、グランディーノtyのほうが良さそうに見えます。
でも、ちょっと待ってください。
通常のタイヤでも、空気さえパンパンにしておけばパンクなんて滅多にしないですよね。
自転車の品質はタイヤだけで決まるものではありません。
あらゆるパーツの総合評価で決まるものです。
そういう意味では、次のBAA安全基準も見逃せない指標になるでしょう。
厳しい安全基準BAAとは
BAAをご存知でしょうか。
BAAとは、日本の自転車協会が独自に定めた厳しい安全基準のこと。
例えば、フレームの耐久性を検査するだけでも7万回以上のテストを繰り返すのです。
そんな厳しい検査が90項目以上。
フロントフォークやハンドル、ブレーキなども全部チェックしていきます。
低品質な自転車では絶対に合格できません。
では、2つの自転車を比べてみましょう。
グランディーノ:BAA適合
グランディーノty:なし
BAAマーク付きは、グランディーノの方です。
とはいえ、グランディーノtyがダメというわけではありません。
tyも十分に頑丈です。
客観的な信頼性を重視するなら、安全基準を合格しているグランディーノを選ぶと良いでしょう。
BAAマークは他の自転車を買うときにも参考になります。
聞いたことがないメーカーでも、BAAがあるなら安心して乗ることができます。
サドルはどっちが良いか
サドルの質は、自転車の乗り心地に直結します。
口コミ情報を探ってみると、サドルの満足度に差があるようです。
グランディーノtyは「固い」という口コミがチラホラ。
一方で、グランディーノの方では不満を口にする人はあまり見かけません。
私も実物を比べてみたのですが、確かにグランディーノtyの方が固く感じます。
ちなみに、両方ともサドルのデザインはオシャレ。
盗まれないようにサドルロックをつけたほうが良いかもしれません。
ドレスガードはあると便利
次の違いはドレスガードの有無です。
グランディーノ:あり
グランディーノty:なし
ロングスカートやワイドパンツを履くことが多い人は、ドレスガードありのほうが便利です。
足元も低いので、ドレスガードがあればスカートでも全く気になりません。
ステンレスハンドルの魅力
次の違いはハンドルです。
グランディーノ:ステンレスハンドル
グランディーノty:通常のハンドル
グランディーノのほうは、錆びにくいステンレス製のハンドル。
ハンドルは自転車の顔。
いくら頑丈でもハンドルが汚いと乗る気がなくなるので、錆びにくいのは嬉しいですね。
長く綺麗な状態をキープしたいなら、グランディーノのほうが有利でしょう。
スピードはどうか
スピードに違いはないか念のため確認してみましたが、大きな違いはありませんでした。
どちらも通常のママチャリ。
6段変速を使いこなせばスピードも出せますが、平均的なスピードの自転車です。
ワンランク上なのは間違いない
いかがでしょうか。
グランディーノ・グランディーノtyは両方とも頑丈な自転車です。
タイヤのタフさ重視ならグランディーノty。
客観的な安全基準や使い勝手を重視するなら、グランディーノでしょう。
1つ注意する点があるとすれば、どちらの自転車も時期によって値段が上下しやすいこと。
セール期間外に買うと数千円損することがあるので、ご注意ください。