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今回紹介するのは、YAMAHAの電動マウンテンバイクYPJ-XCです。
見た目がかっこいいですよねえ。
近未来のバイクみたいな、スタイリッシュなデザイン。
試乗してみた感想や、注意点などをまとめました。
目次
一番の長所は乗り心地だ
YPJ-XCの長所は、なんと言っても乗り心地です。
ロードバイクやクロスバイクにはない、快適性がクセになります。
YPJ-XCの場合、2つの要素が乗り心地に大きく影響しています。
・フロントサスペンション
タイヤは、MAXXIS製の27.5×2.25。
マウンテンバイク用の太いタイヤですね。
YPJ-XCに限った話ではありませんが、タイヤが太くなるとタイヤ自体が衝撃を和らげてくれます。
ロードバイクやクロスバイクと比べると、お尻への負担が全然違います。
YPJ-XCはタイヤに加えて、フロントサスペンションが良い仕事をしています。
フロントサスペンションはROCKSHOX RECON GOLD 120mm。
オフロードの悪路を想定したサスペンション。
街なかで乗れば多少の段差なんて気になりません。
ちなみに、YPJ-XCはサスペンションの沈み込みを制限するロックアウト機構があります。
サスペンションの動きに違和感があったら、これを使えば解決。
メンテナンスの知識がない人でも「カスタマイズしてる感」を味わえて楽しいです。
バッテリーの位置と見た目がナイス
スポーツ自転車は見た目も大事です。
最近の自転車って性能は良いものばかりなので、最後は見た目が決め手になります。
電動マウンテンバイクでは、バッテリーが見た目の印象を左右します。
フレームがかっこよくてもバッテリーが目立つと台無しになることもあります。
そういう意味では、YPJ-XCの見た目レベルは高いのではないでしょうか。
バッテリーが真四角ではなくて、フレームに沿ってカーブしてるのがいい感じ。
フレームと一体感があります。
他の電動マウンテンバイクと比べてみましょう。
例えば、benelli TAGETE27.5。
こちらも良いマウンテンバイクですが、バッテリーに注目してください。
バッテリーがかなり目立ちませんか?
電動マウンテンバイクを選ぶときは、バッテリーの性能だけでなく見た目も意識してくださいね。
毎日乗るならYPJ-TCのほうが便利かも
最近は自転車通勤・通学でスポーツ自転車に乗る人が増えていますね。
毎日の移動手段という視点から、YPJ-XCを見てみましょう。
毎日乗ることを前提に考えると、気になるのが泥除けとキャリアがないことです。
特に泥除けは大事だと思います。
泥除けがないと泥が跳ねます。
雨が降った翌日に走ると、背中が泥の水玉模様になってしまうことがあるのです。
毎日乗るなら、YPJ-TCのほうが便利かもしれません。
こちらは電動クロスバイクになりますが、泥除けとキャリアが標準装備。
通勤や通学など、街なかで毎日乗るならこっちのほうが便利だと思います。
マウンテンバイクにこだわるならYPJ-XCに後から自分で泥除けを付けるのもありです。
サドル下に収納できる折りたたみ泥除けなどもあります。
バッテリー性能は十分
バッテリーの性能も見ておきましょう。
YPJ-XCの場合、スタンダードモードで108km走れます。
1日中走る人でも、これだけ走れれば十分ですね。
100kmと聞くと、とてつもない距離に感じます。
でもアシストがあれば、鍛えてない人でも走れてしまうから驚きです。
ただ、最近のバッテリーは進化しています。
どのメーカーでも性能的には十分なので、自転車選びの決め手にはなりません。
バッテリー性能以外の点に注目して、選ぶことをおすすめします。
アシストなしでも重くない
昔の電動自転車は、バッテリーが切れたら地獄でした。
重くて乗れたものではありません。
でも、それは昔の話。
今はバッテリーが切れても普通に走れます。
ちなみに、YPJ-XCの車体重量は約21kg。
これは普通のママチャリと同じぐらいの重さです。
バッテリーが切れても、ママチャリに乗り慣れている人なら普通に走れます。
サイズは日本人に合わせた3種類
スポーツ自転車選びでは、身長がネックになることがよくあります。
身長が低いと選択肢が限られてしまいます。
その点、YPJ-XCは安心です。
3サイズ用意されていました。
Mサイズ:身長165センチ~
Lサイズ:身長178センチ~
日本人の体格に合うサイズ設定で、乗りやすいです。
150センチ台でも乗れるものがあるというが嬉しいですね。
本格派だけど初心者におすすめ
いかがでしょうか。
YPJ-XCの性能はかなり本格的です。
砂利道だろうが段差が多い道だろうが、平気で走れるスペックを持っています。
一番の長所は、初心者でも手軽に乗れるところ。
特にカスタマイズしなくても乗れるので、これから趣味としてマウンテンバイクに乗りたい人には合うと思います。
電動アシストのおかげで、体力に自信がなくても思い切り走る楽しさを満喫できる。
外に出たくてウズウズしてきました。