88サイクルの評判・口コミが気になる人へ!トートボックス LARGEと比較しながらレビュー

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パパチャリという愛称で注目を集めた、あさひの88サイクル。

かっこよさ+荷物の運搬能力が特徴の自転車なのですが、ブリヂストンサイクルにも「トートボックス LARGE」という、似たようなコンセプトの自転車があります。

どっちを買うのがいいか、評判や口コミを調べても決めきれない人のために、今回は違いに焦点をあててお話します。

なお、性能については2022年3月現在のモデルで比較しています。

無骨さor大人っぽい雰囲気どっちが好み?

88サイクルの評判・口コミが気になる人へ

まずはデザインの違いについてチェックしてみましょう。

88サイクルは、パッと見たときの無骨な雰囲気がいいですね。後ろの重厚なファットタイヤ、フレームの形状、男心をくすぐるデザインです。

男のオシャレなママチャリ、トートボックスLARGE

一方、トートボックス LARGEは大人っぽい雰囲気。

細めのフレームに、上品なカラーリングがスタイリッシュです。

運搬能力を比較してみた

両者の最大の特徴である運搬能力について比較してみましょう。

そのままでは比べにくいので、付属の専用コンテナやバスケットの大きさを使って比較したいと思います。

88サイクルトートボックス LARGE
専用アルミコンテナのサイズ
奥行550×ヨコ350×高さ150mm
専用バスケットのサイズ
奥行483mm×ヨコ357mm×高さ217mm
フレームにダボ穴が複数あり前後にバスケットを載せられる

88サイクルはリアキャリアが長い分、専用アルミコンテナのサイズも大きいですね。

ペットボトル飲料を箱買いしたときとか、便利そうです。

一方、トートボックス LARGEのバスケットは、後ろだけでなく前に搭載することも可能。

バスケット2つで考えると、こちらの運搬能力も大したものです。

バスケット2つ可能ということでトートボックス LARGEのほうが運搬能力が高そうに見えますが、実はそうとも言い切れません。

88サイクルはカスタマイズ性が高いんですよ。

例えば前カゴ。

さすがに専用アルミコンテナは難しいですが、一般的なシティサイクル用の前カゴぐらいなら取り付けられます。

しかも、88サイクルのフレームにはダボ穴が複数付いているから、ドリンクホルダーやトップチューブバッグなども手軽に搭載可能です。

カスタマイズ性も含めた潜在能力で言えば、88サイクルのほうが運搬能力は高いように感じます。

ちなみに、リアキャリア自体はどちらもクラス27。

両方ともチャイルドシートも取り付けられますよ。

スピードはどっちが速い?

タウンユース用の自転車とはいえ、スピードは大事なポイント。比較してみると、スピードに関しては88サイクルのほうが出しやすいですね。

基本となるギア比の設定の違いもありますが、88サイクルは外装8段変速、トートボックス LARGEは内装3段変速という違いも大きいです。

車体重量の差について

車体重量の差も確認しておきましょう。

88サイクルトートボックス LARGE
約23.4kg約20.6kg

数字で見るとトートボックス LARGEのほうが2.8kgほど軽いのですが、実際に乗り比べてみるとそれほど大きな差は感じません。

スタンドの使い勝手もかなり違う

88サイクルのセンタースタンド

日常生活で乗り回す自転車は、止まっている時間も長いです。

駐輪場での使い勝手を大きく左右する、スタンドの違いも確認しておきましょう。

まず、88サイクルはセンタースタンドです。

ペダルとリアタイヤの中間ぐらいにスタンドがあって、後ろに荷物を載せた状態でも安定するよう配慮しています。

さらに、駐輪時にハンドルが真っ直ぐな状態になるようセルフセンタリング機構も付いているので、狭い駐車場でも使い勝手はよさそうです。

一方、トートボックス LARGEはオートロック ラクラクスタンドという、両足スタンドを搭載しています。

割とオーソドックスなタイプのスタンドですが、特に不便なことはありませんね。

ちなみに、トートボックス LARGEにはくるピタというハンドルロック機能も付いています。

ブレーキの違いもチェック

ブレーキをチェックしてみると、大きな違いがありました。

88サイクルは前後ともにディスクブレーキ。

88サイクルのディスクブレーキ

スポーツ仕様のブレーキですねえ、ハイスピードで走っているときの制動力が高いし、特に雨の日でも安定して減速できるのが特徴です。

荷物を載せた状態で多少スピードを出していても、スムーズに減速できるでしょう。

一方、トートボックス LARGEは、前がVブレーキ(パワーモジュレーター付き)、後ろがフィン付きローラーブレーキです。

Vブレーキといえばマウンテンバイクでよく見かける、制動力の強いブレーキ。

パワーモジュレーターというのは、急ブレーキをしたときに前輪がロックするのを防ぐための安全装置のようなものですね。

後ろのフィン付きローラーは、静かで長寿命。

高めのシティサイクルで見かけることが多いブレーキです。

どちらを選べばよいのか

88サイクルとトートボックス LARGE、似ていると思ったのですが、詳しく見ていくと設計コンセプト自体が大きく違いました。

運搬能力・カスタマイズ・走行性能を重視する人は、88サイクルがおすすめ。

あくまでもシティサイクルの延長として、荷物をたくさん運べる自転車欲しいならトートボックス LARGEがよいでしょう。

なお、どちらの自転車も実店舗で買うより、楽天などを経由して買うほうがポイントの分だけ得になることが多いです。

本体価格の差・送料・ポイントを総合的に考慮してから購入してくださいね。

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